kaku_ness@身内ネタ寄せ書き用

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流れ星に願いを
学校の図書館、静かな世界、邪魔者はいない。
この世界に倣い、静かに個人スペースに座り参考書を開く。
ペンの摩擦音や足音、小さな囁き話だけがこの空間の音楽を作っていた。誰もこの静寂を壊す者などいないだろう。
秋の終わり、私は大学受験を控えていた。それなりに名の知れた有名校、そこに知識と頭脳がものをいう一般受験で挑むことになった。ただ…有名校であるが油断しなければ一般受験でも合格率は高いと噂を聞いたことがあった。
しかし傍から見ても私の学力はそれほど高くない。むしろ低い方と言える。そんな私にとってこの受験戦争が苦しいことは火を見るより明らかだった。
けれども、それでも私には今回の受験に絶対受からなければならない。
少し前、私は私の本当の感情に気付いた。ただ逃げてるだけでは自身の“意志“を貫いたとは言えないのだろう。
それに…叶えたい夢もできた。
願いを叶えるまで私は頑張らなければ…。
イヤホンを取り出しお気に入りの曲で完全な自分の世界に入る。
まだまだ道のりは長い、しかし長距離走は得意だ。
『虚構侵蝕-宇宙の向こうから思いを受け継ぐ少女の話』

4/25/2026, 11:48:58 AM