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〜光の回廊〜


ふと目を覚ます。
そこは、見慣れない空間だった。

「痛っ。」
頭を打ったような鈍い感覚が残り、
額を摩りながら記憶を探る。

誰かに運ばれたのか。
それとも、自分で歩いてきたのか。
曖昧なままだ。

「あっ、確か……千鳥足で……」

時刻は深夜二時。
誰の気配もないアーケードに、
鈍い照明が連なっている。

それは、
光の回廊のように、
帰り道だけを静かに照らしていた。

「……こっちで合ってるのか?」


12/22/2025, 10:44:05 AM