ぺんぎん

Open App

ふにゃりと甘い笑みを溢した君はとんでもない魔法使い
手のひらにぽんと納まるくらいだった胸の火はあっという間、燃え広がって 
心臓がぱんぱんに膨れ上がっては呆気なく引っ込んだりして
ふわふわとおぼつかない足で綿あめの上をのろりのろりと歩いているよう
耳の先まで茹でられて頭のてっぺんまで君のことだらけ
ああ駄目、いまにも身体中、溶けだしちゃいそう

7/19/2022, 11:17:22 AM