ぺんぎん

Open App

うだるような暑さが残る部屋
じりじり溶け合っていく氷のような
浮き上がった肩甲骨、僕の身体と
喉仏を上滑り、熱がするり抜け落ちて
柔く脆い貴方の双眸が重く怠い愛を帯びる
もっと甘い傷をつけて、貴方で浸されていたい
愛を強請った僕は貴方の匂いに満たされていた

6/5/2022, 1:37:38 PM