病室
僕はまだここにはお世話にはなっていない。ドラマなどのそういうシーンではお見舞いをする側の視点でしか見ないし患者側の視点を見たところでどういう心境に足を停めているのかは分からないし無意味なのだろう。僕は幸運なことに丈夫な体に産んでくれて、疲労骨折はしたことがあるもののその痛みが骨折であると知らず二三日普通に歩いていたくらいには恵まれている。だからきっと僕がお世話になる時はドラマの情景のような視点で心をバイキングのように揺らすのだろう。将来のことを考えるのは柄でもないからやめよう。いくら備えてようが、
どうせ失わないと分からないんだから。
病室
8/2/2024, 6:13:05 PM