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今自分が観ているものは果たして現実、夢、幻覚、幻想、過去、未来なのかわからないこの世界は今何が起きているのだろう窓越し見えるものはいったいなんなのだろうかこの世界はきっと終わったのだろ。

僕は普通の平凡で凡庸な人間だそう思いつつ毎日過ごしていた。いつも変わらない日を過ごしていた、だがそれは絶望と言う名の死が訪れる前触れ出会った。
ベッドから起き上がりいつもの太陽の光を浴びのが日課になっていたある日の事カーテンを開けたら其処には世界が崩壊している光景が有り目の前が真っ暗になり彼は混乱し自分が今錯乱でもしているのではないかと思いつつ窓をしばらく見つめていた。
スマホが突然鳴り出した出てみると母の震えた声が其処にはあった今何が起きているか母に訪ねただが母も
それはわからないのだと言った大きな爆発音が彼の耳に響いた彼は母を呼んだだが返事は返ってこなかった。
数日後自分の家に母と姉の遺体が政府から送られてきた彼は二人の遺体を10日間ずっと見つめて涙を流していた。
なぜ世界が崩壊してしまったのかなぜあちらこちらで爆発音 発砲音 悲鳴 叫び声が其処ら中で
鳴り響いていた。
家族失い彼は絶望に満ちていたそして其処に更なる
絶望を突きつけられてしまう。
学校の友人が戦闘に巻き込まれて死んだのだ。
彼は外に出て友人の家に行ったがその場所は跡形も無くなっていた友人の家族は重症ではあったものの一命は助かったけれど友人の遺体を観て更なる絶望が彼を襲う友人の体は火傷、擦り傷、無数の銃弾の跡
原形を留められない程酷い有り様で遭った。
自分がどれ程、無力で、非力で、無能で有るか
か思い知らされたのか打ちひしぎられて要るのか
だが彼の絶望はまだ始まったばかりなのである。
    
    
                      IST    

7/1/2023, 5:15:54 PM