快い晴れと書いて快晴と読むが、その対義語となる曇天は曇りの天と書く。
ん?だとすれば快晴は晴天でいいのか。晴れた天と書いて晴天、うん、いい響きだと思う。
四月とは思えない暑さに己のパーカーのチャックをおろし、中にある衣をパタパタと扇ぐ。
六月になればまもなく梅雨がやってくるが、手持ちにいるアイツが喜ぶ季節だ。
日本晴れ、雨、砂嵐、霰…ありとあらゆる天候の中繰り広げる勝負は己の売りだが、時たま、特に砂嵐ではスマホに何も映らないという事態が発生した事もある。スマホには謝った。
独り言っぽく、控え室にいるコイツに話しかける。
「しっかし今日はあちいな〜」
「バトルしてるときは天候がどうあれ慣れてそうでしたけど」
「そうだけどよ〜。流石にかなわねえぜ、この暑さは」
「パーカー脱げば」
「嫌だ」
反射的に、続く言葉を遮った。
脱ぎでもすればアイデンティティが失われる気がした。いや、まだバンダナもあるけど。
「晴れてると気分ノるけど、それも度が過ぎればちょっと違ってくるよな」
「まあ…分かります」
#2024.4.13.「快晴」
pkmnきばなこすもすさん。剣盾も良い…。
今日部活があったんですが、私の代は仮入部がなかったんです、見学して入部届け書いてね、みたいな。あと経験者多くてかなしみ…。
仮入部の子は20人くらいでした、1クラスにいる半分くらいて……多いなあと思いましたね。
4/13/2024, 11:38:52 AM