衝動と戦う日々は
愚かで そして哀しく
枯らす術を知らない涙は
時に優しく傷む心を癒す
消えない傷は
嘲笑う魔の歴史
転ばないよう
選んだ道なのに
崩れ落ちる膝
這い蹲って
地を舐め
砂を噛み砕き
血を滲ませ
躙り寄るように
出口を探した
優しさはいつもあった
形の無いそれが
どうしても信じられなくて
少し視線を逸らされる度
手を振り解いては
扉を閉めた
光と闇の狭間で
何を求めてる?
何を手にしたい?
欲しいのに
どれも違う気がして
何が自分を満たすのか
もう
永遠に分かりそうもない
「光と闇の狭間で」
12/2/2022, 10:20:49 AM