汚水 藻野

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気づけよ。
「キミの母親は…
キミのことを、本当に愛していたよ」

泣きそうなんだよ。
「今まで、すまなかった」

大切なものがなくなったんだぞ。
「キミたちのその自由さがうらやましい」

オレに血の繋がった家族は母親だけだった。

たとえ長く家に戻ってこなくとも。
たとえ研究に没頭し続けても。
たとえもう戻らなくなってしまっても。

オレにとって家族は、お前しかいなかった。
愛を知るには相棒と。
楽しいを共有するには友達と。
悲しいが一番理解できるのは自分だと。
どんな感情であっても、オレの人生の中での母親はほぼ記憶になかった。母親だという事実、それすらもたまに忘れる。
血縁関係があるのに、どこか他人のようで。

でも。

「冒険に胸を踊らせるとは…、
…こういう気持ち、なのかな」

こう言った時の彼女は、まさしく自分と重なった。
ああ、オレもだよ。どうしてそんなところだけ似てしまったんだ。
ワクワクもするのに、ドキドキもする。
楽しみなのに、不安が募る。


それでも世界を見てみたい。

そういうのに心をいっぱいにさせて、少しの好奇心で歩くんだ。

「今さらずりいよ」

そういえば、オレは初めて母ちゃんの前で、「母ちゃん」と呼んだかもしれない。

_2024.2.26.「君は今」

ペパ先目線の話。pkmn。また熱が入り始めるかもしれない…。
HQ、第二特典狙って映画行こっかな。

他校の友達(先輩)が、ちょうどゴミ捨て場観に行ったらしいんです。いいな!!!!!!って思ったら、特典もらいにあと4回くらい観に行くよーって。

くそっっっっっっっ!!( ༎ຶŎ༎ຶ )

2/26/2024, 1:08:23 PM