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「すれ違い」


「一輝〜お弁当忘れてるわよー」
「あ,ごめん。ありがとう」一輝は、お弁当を手に取り高校へと向かう途中「どぉーん」と言う音と共に大きく揺れだした。地震だ
1分後揺れは,収まり一輝は急いで高校に向かった高校に着き一輝は、あることに気づいた
「…スマホが壊れてる。連絡が取れなくなった。最悪だ」それから一輝は急いで家へ戻り母を探し回るがいない。「くそっ。どこだ
どこにいる」近くの避難所、母の職場にも行ったがいない。それから1週間後出張に行っていた父が帰って来た「おかえり父さん」「あぁただいま。母さんは?」「…行方不明」「どうして連絡しなかったんだ」「…ごめん…スマホが壊れて連絡ができなかったんだ」「そうゆうことか…とりあえず母さんを探そう。」「分かった」それから夕方になっても見つからず又明日ということになった。
それから3年後一輝は高校を卒業大学生になった。
「行ってきます」もう誰もいってらっしゃいとは言ってくれない。去年父が交通事故で死んだ後一人暮らしだ母さんも見つからない。
大学に行くため駅まで歩いてると前から歩いている人がどこかで見た気がした。
向こうも同じみたいだが僕は、急いでいたのですぐ駅に向かった。これからもずっと同じような生活を送ってゆく。

前から歩いていた人こそ,一輝の母だった
一輝は,母だとはわからず通り過ぎた
すれ違いをした

登場人物
一輝 カズキ
一輝の母
一輝の父
前から歩いていた人

10/19/2024, 9:51:32 PM