「千と千尋の神隠し」で千尋は列車に乗り、銭婆のところへ辿り着いた。カタンカタン、と乗ったこともない時代の列車を不思議と懐かしく感じる。最初に映画を観たとき、これは死に向かう列車なのかなと考えた。最後まで行ったら死ぬ。途中で降りた人は、生きる人。「昔は帰りの切符があった」は死にそうになっても助けてくれる環境や人間があった、の言い分に聞こえた。ジブリの考察は沢山あふれていて、同じように考えた方も多かった。何番目まで駅があるのかな。
1/31/2024, 11:32:47 AM