天は上、地は下とイメージしてしまうのが面白い。重い物は下に落ちてどんどん積み重なっていき、軽いものはどんどん上に昇って広がっていく。
積み重なれば罪となって耐えきれないほど苦しくなるだろうし、広がれば自由に飛び回れとても良いことのようではあるけれど、どうすれば良いのか分からなくて苦しくなる。
これは僕たちが地球という大地に立っていて、そこを中心とした宇宙の広がりを持っていると感じて生活しているからだろう。天と地のどっちに転んでもそうそう楽にはならないけれど、それはそれでけっこう素敵なことだと思う。
大地を離れて見れば上も下も無くてそれ故に天国も地獄もないけれど、もし大地を離れた生活があるとすればそれはなんだか味気ないかも知れないね。
5/27/2024, 10:05:25 PM