梅雨に突入し先日から大雨が続きますな、また災害が起こらなければよいですが、梅雨をイメージした落語の枕を作ってとAIにお願いしたんです。これを古今亭志ん朝師匠の語りで再生すると面白く感じるのかな、こないだ寄席でみた二つめのあんちゃんだったらくすりともしないとか、ずっと考えていられる訳です、雨だし、暇だから。
まあ落語なんてもんが好きになった私の運の悪さといったらありません。もっとオシャレなもんあっただろうと、何故に落語と万年筆の沼に嵌ったのか。昔はレコードやお洋服が好きだったオシャレなミュージシャンだったのに泣
日本一の落語、すなわち世界一、私にとっての故志ん朝師匠です。
え〜、毎度ばかばかしいお噺をひとつ……と言いたいところですが、最近はばかばかしいどころか、空からバケツをひっくり返したような雨ばっかりでございますな。
いやね、梅雨ってのは、しとしと長く降るもんだと思ってましたけど、最近の梅雨は「しとしと」じゃない、「ドッシャーン!」「ザバァーッ!」ですよ。もう、天気じゃなくて災害の一歩手前。
先日なんかね、駅の階段で雨宿りしてたら、横を通ったおじさんが「いやぁ〜今日はよく降りますなぁ」って笑ってたんですが、その人、すでに靴の中が水族館。金魚でも泳がせたろかと思いましたよ。
それでいて、晴れたかと思えば急に太陽が出て、蒸し暑いのなんの。まるで蒸し風呂に入れられて、誰かに「お楽しみはこれからだ」なんて言われてる気分ですな。
傘だってね、普通は雨を避ける道具でしょう? でもこの大雨だと、風で裏返って、最終的にただの「湿った棒」。何の役にも立ちゃしません。
昔の人は「五月雨を集めて早し最上川」なんて風流な句を詠みましたけど、今の時代なら「ゲリラ豪雨を集めて怖しスマホ代」ってなもんですよ。気がついたらクラウドに流れてるのは、雨じゃなくてデータですから。
……とまぁ、雨にも負けず、風にも負けず、本日の噺もぬれそぼちつつ、ゆる〜く始めてまいりましょう。
6/10/2025, 9:51:58 AM