二、三年ほど継続して日記を書いていた時期がある。日記を手元に置き、何度となく開き書いていたことさえある。ほとんど中毒だった。
しかしぱったりとやめてしまって、それきりだ。
理由は何となく察している。
私という存在には何も価値がなく、文字を連ねたところで現実はどうにもならず、ただ妄想と空想に明け暮れるだけの人間未満だ。
書くことで、それが紙の上で浮き彫りになる。私は現実を直視したくなかったのだ。
とはいえ今はこうして書いている。テーマに困ることはあるが、書くこと自体は楽しい。ハートがぽつぽつと増えるのを見ると胸が高鳴る。
こんなものでも見てくれて感謝の限りである。
前の日記は閉じられたままだが、新たに開いた日記もあるということだ。
1/18/2024, 10:57:32 AM