prism sana 〜生きる をアドバイス🪷〜

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「あの日の温もり」



いつも下を向いていた

歩く時も

家にいる時も



面白いことなんて ひとつもない

ため息をついては

いまの自分を蔑(さげす)んで




どうしてイヤなことばかり

起こるんだろう…


一際(ひときわ) 深いため息が出た時

カーテンが開くように

窓からゆっくりと差し込む光り


部屋全体を明るく照らす太陽が

私に話しかけているようだ



「ひとりじゃないよ」



うん

そうだね、

下ばかり見ていては

なにも見えないね



窓越しに私を包んでくれた温もりは

あの日も

いまも

何も変わらず あたたかい

3/1/2025, 3:54:44 AM