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街へ

 商店街、かつて栄えていたその場所は、僕を吸い寄せる。
 1月、週末、受験勉強、図書館の横、昼ごはんを食べに僕は、まっすぐに商店街を歩く。
 今ではシャッターがしまっている、この店、古びたこの壁もにぎやかな声を聴きながら、沢山の人を見てきたと思うと、少し寂しく思われる、
 盛者必衰、僕がおじいさんになっているときは、何が残っているのだろう。
 だが、たとえ、商店街の街並みがなくなったとしても、僕だけは今日食べた肉うどんの味を忘れないでおこう。

1/28/2023, 1:42:37 PM