飛べない翼……10年前に読んだ嶽本野ばらさんの小説を思い出した。タイトルは「ハネ」だったかな?あの頃は図書室の本を毎週借りて読んでいた。何かをきっかけに、昔読んだ小説のエピソードが、ふと目の前に浮かぶ。頭の中のブラックホールに漂っているたくさんの物語たちが俺に語りかける。ここではないどこかを感じながらも、現実から逃げているというわけでもない。俺の人生の救い、俺が人生を飛ぶための翼になってくれている。
11/12/2023, 9:55:56 AM