待っててと誰にかはわからないけれど、誰かにそうつぶやく待ってて、という言葉を放つ時の安心感と高揚感私だけが内包する世界の中だけで響かせる言葉が細胞のほんの少しの隙間から時々するりと飛び出しこの世の空気に紛れ込みそっと消えるとろけるくらい甘いこの言葉は私をますます孤独にさせる孤独の開放感と快感を滲ませて漂うこの浮遊感に酔ってしまいそうだ「待ってて」
2/14/2024, 12:15:02 AM