稲穂

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流れ星に願いを

友達と走った。夜空を見るために。
春でもない夏でもない気温が肌にまとわりつく。肺が痛い。どくどくと脈を流れる音がする。

「まってヨォ、はやいヨォ!」

あぁ、この子は幸せだったのだろうか。視界が歪む。泣いているのだ。わたしは。

今日ここにきたのは、あの子のためだったのに。夜が怖いっていったから、星を味方にしようって言ってる約束したのに。

「あァッ!もーはやいんだカラ!」

もう必死に願うしかなかった。

4/25/2026, 2:25:44 PM