涙海(るいな)

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#私だけ
#ありさのオリジナル小説
#今日のお題
#実話に近いノンフィクション小説
ありさ、どんなにな辛いことがあってもお前なら乗り越えられるってじいちゃんは信じてるよ。
じいちゃんと最後に見た、青くそして澄み渡るきれいな空。その翌日、祖父は血便をして緊急搬送され
私が会いに行った時祖父は言ってくれた。おー、、ありさ来てくれたのか、ありがとう。な。か細くなった祖父のてをギュッと握った。じいちゃん、病気治ったらまたありさと遊んでくれる?!?と幼いながらに聞いていた。祖父はあぁ。ありさとじいちゃんは遊べるよ。何して遊ぼうか。じいちゃんは寿命が短いことを知っていたんだ。そしてその翌年祖父は病院で静かに息を引き取った。私は葬式の時泣いた。じいちゃん!!じいちゃんー!!!と。私はありたっけの涙を祖父の前で流した。じいちゃんが亡くなってもう19年になるんだね、昨日仏壇の前でじいちゃんと
話し合った。私は少しうるっときた。じいちゃん、
いつかさ、私に言った言葉、覚えてるかな
もしもありさの心臓が治らないのなら
俺の命なんてどうでもいい、ありさに提供してくれ!!そして家を売り払ってやる!!
じいちゃん私はじいちゃんが大好きでした。どんなときも私と妹を宝だよ。と言ってギュッとしてくれる
その暖かくて優しくていい香りのする手が好きだったよ。じいちゃん私ね、昨日思い出のコースを歩いてきたの、そしたらね懐かしいあの日の香りがして
涙が出そうになったわ、、、。ねぇ?じいちゃん
生まれ変わったらさ私普通の子に生まれて
もう一度じいちゃんとばあちゃんの孫に生まれて
誇りを持って自分らしく生きたいな
私はじいちゃんとばあちゃんと過ごしたあの
優しくて暖かくてキラキラと輝く日々を
一生、ううん。死ぬまで死んでも忘れない。
じいちゃん、ばあちゃん
天国で動物たちとそしてばあとじいを
よろしくお願いいたします。私は、残されたもの達と人と自分と向き合ってそしてこの病気が
いつか私に光をさして胸を張って生きれるように
頑張るから…ダメだ、こんなこと言ってたら泣きそうになる。じいちゃん、ばあちゃん
大好きだよ!!お盆に戻ってきたら
またあたしの話し、聞いてよ…。
目を閉じればいつだってみんなが私を見守っている。
じいちゃん、ばあちゃん
私を孫にしてくれてありがとう。
いつまでも大好きです。

7/18/2024, 12:18:55 PM