「明日はとうとう高校最後の試合だ。相手には強豪校の東海校がいる、化け物じみた連中がうじゃうじゃいる。でも!お前たちは強い。だから全力を出し切って悔いのない試合にしてくれ!」悔いのないに試合か…俺は怪我をして一週間ほど休んで、2日前から練習を始めたがあまり調子が良くなかった。そんな中迎える最後の試合、悔のない試合にできるのか?「あーもうこんなん考えても意味ねぇや」そう思い、ベットに寝っ転がってインスタを開いた。そして好きな子のストールーを見た。そしたら『付き合いました!』そっか…泣きそうになった、でも明日は試合その事実は変わらない。だから忘れて、忘れて、ベットに入ったでもやっぱり、忘れることはできなかった。「はぁ」そんな小さなため息を吐き。寝た。
とうとう迎えた最後の試合。決勝までなんとか勝ち進めて東海校との試合だ。相手のディフェンスが手強い、シュート率も高くかなりの点を取られた。
19点差の状況このまま負けんのか?いや…「負けない!!」相手の動きの癖、フェイント、なんとなくわかってはいた。何度も東海校の試合を見て分析して、わかってはいた、でも…強い!!チームのみんなも満身創痍。せめてみんなで10点は取りたい。なら、限界を越えよう。そして高く高く誰よりも高く、ジャンプして、ダンクを決めた「「おおおおおおおおお!!!!!」」会場が盛り上がった。しかし、負けてしまった。でも、悔いは残っていない。
10/15/2023, 9:52:06 AM