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「コーディネートクラブ」

「あなた」は、割り当てられた部屋に行きました。

その部屋では、

どんな格好をしようが、

どんな飾り付けをしようが、

何をしようと「あなた」の自由です。

勿論、他の部屋にも行く事が出来ます。

「あなた」は、部屋を散策していると

自分専用の掲示板を見つけました。

「あなた」は、そこに学校での出来事を書き込みました。

すると、友達申請のメッセージが大量に届き始めました。

「あなた」は、何の事だか分かりませんでした。

「あなた」は、部屋を探し回ると、

クエストと書かれたメモを発見します。

クエストには、クラブでやる事が

びっしりと書かれていました。

「あなた」は、メモを読んでいると、

「友達を沢山作ってね」

と、書かれた一文を見て、

友達申請の申し出を全て引き受けました。

「ありがとうございます」

「これからよろしくお願いします」

送られて来たメッセージを見て、

「あなた」は安堵しました。

更にメモを読んで行くと、

「友達を十二星座分作ってね」

「木に水やりしてね」

「ペットにおやつをあげてね」

と、「あなた」の頭に?マークが

浮かぶ様な内容が書かれていました。

「あなた」は、友達を十二星座分作る為に

部屋の外に出て、他の部屋に訪問し始めました。

「えっと…クエスト協力お願いします」

「は?あのさ、友申請禁止って書いてあったじゃん。

 プロフィール読まずに来たワケ?」

この部屋の掲示板の隅の方に

自己紹介が小さく書かれていました。

「す、すみません!」

「あなた」は、すぐさまその部屋から去りました。

「友達を十二星座分って大変だなぁ…」

11/19/2021, 11:41:19 AM