半袖
『えっ?半袖ドレス作り大会のモデルさんが熱を出して
欠席⁉︎』
死柄木たちがデザインしている半袖ドレスにも関わらず、
彼らの手が止まった。
『何だと?』
『半袖ドレスを着用するモデルが熱を出して欠席だそうだ』
着用モデルの体型は、アイドル並みのスラリとした体型で、麗日お茶子は、違うイベントに参加するため、
着用モデルは出来ない。
『おい、緑谷出久』
『ハイ!』
『急きょだが、半袖ドレスを着るモデルを探して行ってくれないか?』
と、緑谷出久(愛称はデク)を指導している相澤消太が
緑谷を指名したが、彼1人では大変だろうと私たちも
手伝いをした。
雄英高校から近い街で
着用モデルを探している。と、声かけしたのだか、、
若い女性1
『ごめんなさい。今から、用事があるので』
女性2
『ゴメンなさーい…友人との集まりがあって…』
轟焦凍
『暑いよな…近くにコンビニがあるから、全員分
ドリンク買ってくるな』
と、1人で買いに行ったのだ。
デク
『〜〜着用モデルを探していまーす!』
プルルル
プルルル
『〇〇ちゃんのスマホから電話鳴ってるよ』
デクが私のスマホを取り出して私に渡してくれた。
『デクありがとう』
デクは、爽やかな笑顔の汗顔で
モデル探しを開始
そして、私は、電話をかけた
『もしもし?』
『オレ、死柄木だけど』
『死柄木くん…なに?』
『着用モデルなら、、着用モデルになりたいという
友人がいる』
『ほんと⁉︎』
私の嬉しい声の反応で
コンビニで、買い物していた轟も
嬉しさのあまりに私と死柄木の声を聞き取っていた。
そして死柄木の声から、違う女性の声が交替された
??
『もしもし〜?私、着用モデルになりたいんです〜。
アイドル並み体型も自信ありますぅ♪』
ビッ、
プープー
『あれ?電話、切れた?)
ブルルル
『勝手に切ってごめんよ〇〇』
『死柄木くん大丈夫だよ』
『トガ、、勝手にスマホを切るときがあるから
じゃあ後で会おう』
『またね』
ピッ
『着用モデル決まったよ。トガさんなんだって』
デク
『決まったの?⁉︎』
2時間後、私たちは、半袖ドレス会場でもあり、
着用モデル会場でもある大きな会場へと待ち合わせしていた。
『死柄木くん』
死柄木
『〇〇…待たせたな…悪りぃ悪りぃ…』
と、金髪少女と共に、死柄木くんは、やって来た
少女は、『トガヒミコです。』と、トガヒミコと
名乗った。
『よろしくお願いします』と挨拶して、
前のモデル幅丈を決めていた轟が少し
トガの身長を見て驚いたのだ。
このサイズだとピッタリだ。と、
そして、半袖ドレス大会の当日、私も含むトガちゃん
率いるチームの、死柄木弔がデザインしたシックな黒色の半袖ドレスを身を包んだトガちゃんチームが優勝したのだった
5/29/2024, 6:13:11 AM