愛架

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季節が巡るたびに思う。ただ、何があったのかまではよく覚えていないのに、前も嗅いだような匂いが鼻につくなって。その度に胸がきゅっとなる。
やっぱり、過去に戻れないなら、どうしようもないなら、せめてあの人が私にかけた言葉、行動全て思い出したい。
そんなことすら考えず、ただ自由に飛び回ったり、自由に茎を伸ばして生きたりしている…蝶よ花よ、時々私は全てから逃げて君たちになりたくなる。

8/8/2024, 3:30:27 PM