夕暮れの西陽雲寄り現れし
霧雨降りし虹の現る。
是に於ける歌の釈文。
予想外に西陽が雲の中より現れて東側の山に南側の山から東側の空に虹が掛かり正に眠れない程良く其の光景を未だに覚えており歌に詠んだ有様で在る。
福田氷雪。
人よ皆夢を求めて進みおる
是敗れおる現実成りて。
氷雪。
是に於ける歌の釈文。
人と言う者は、万人凡て夢と言う事を持ち是を求めて進むが時として人は、是に敗れて現実の世を知る有様を詠んだ歌。
福田氷雪。
凡ての世闇有りて又光有り
其の狭間には、人の世有りし。
氷雪。
是に於ける歌の釈文。
人の世は、誰しもが闇の世界が存在し又光も存在し其の狭間の中で人は、凡て生きていると言う有様を詠んだ歌。
人の世よ光有り又闇も有り
其の狭間にて生きる吾らの。
氷雪。
是に於ける歌の釈文。
人の世の中とは、闇も存在し其の中に光も存在し其の狭間の中で吾々人は、生きている有様を詠んだ歌。
光有り其の狭間にて闇の有り
人の世の中凡て是成り。
氷雪。
是に於ける歌の釈文。
人の生きる世の中には、凡て闇と光が存在し其の狭間の中で人は、生きて行く物で在る有様を詠んだ歌。
此の距離よ近く成れよと吾思う
遥か海辺の子らよ思いし。
氷雪。
是に於ける歌の釈文。
遥か遠く海辺に住む子らに此の距離がもう少し近く成れよと吾が思う有様を詠んだ歌。
距離長し奥山深く幽谷の
深山の里新雪の降る。
氷雪。
是に於ける歌の釈文。
街中から遥かに離れた行くも帰るも長い距離の深山幽谷の里に今年も新雪が降る有様を詠んだ歌。
吾距離よ遥かに長し奥山の
深山の里今年色付く。
氷雪。
是に於ける歌の釈文。
遥か深山幽谷共言い伝わる深い山奥の吾距離は、長く又深い集落で有り乍らも今年も紅葉の色付く有様を詠んだ歌。
幽谷の奥山深く霧立ちぬ
岩肌の中紅葉見えおり。
氷雪。
是に於ける歌の釈文。
奥山深い深山幽谷共言われる程の山奥の谷寄り霧が立ち昇る中にも岩肌の中から霧が立ち昇る合間にも紅葉が見える有様を詠んだ歌。
深山の此の幽谷に色付きし
岩肌の中紅葉色付く。
是に於ける歌の釈文。
奥山深く深山幽谷共言う山々の中にも岩肌の中に映える紅葉も色付く有様を詠んだ歌。
12/1/2024, 10:26:12 AM