七緒

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向かい合わせの背中から伝わる体温

いつも私を守ってくれる大きな背中

少し年上の幼馴染み

小さい頃

あなたが心配してくれるのが嬉しくて

泣いたフリをしたこともあるんだ

優しく 力強く繋いでくれた大きな手

この手をずっと離したくないって思った

あなたにとっては

いつまでも妹のような存在

でももうダメみたい

想いがあふれて隠せない

かけがえのない存在

あなたは戸惑うかな?

それでも私は

この温かい安全圏から一歩踏み出す

洋服もバッチリ選んだ

あなたが一番 驚いて微笑んだ服に

さぁ振り向いて言うんだ

「明日私とデートしてくださいっ」

きっと明日は 晴れるから



~「やるせない気持ち」と対で読んでもらえたら~

8/25/2023, 3:19:50 PM