春夏冬

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蛍光色の汚泥に身を委ね
とぐろ巻く若葉色の雲をのぞむ

吸い込まれるようなアスファルト
マシュマロのようにやわらかく包み込まれ
耳を劈くような声を背にそっと沈む

誰もいない失敗作の海
名も知らぬ桃色の翼を見送って
どこか遠くへ行けたなら

波打つ体と明滅する世界
だってほら こんなにもワタシの世界は──

5/1/2023, 1:30:35 PM