やわらかな光
中学生の時に行った宿泊行事を思い出す。
早朝、森の中でクラスごとに集まって礼拝をした。朝の清々しさと森の匂い、木漏れ日が気持ちよく、宿泊行事特有の興奮もありよく覚えている。
教室のようには声が響かず、讃美歌はいつものようにまとまっては聞こえなかった。それがなんだか、外にいるという感じがして良かった。
あさかぜ しずかにふきて、の歌詞が本当にぴったりな朝だった。
やわらかな光と言うには真っ直ぐで、爽やかできらきらしすぎていたけど、この光景を思い出す私の気持ちも含めて、やわらかな光と言うに充分、あたたかい。
10/16/2024, 2:30:15 PM