書く習慣/14日目。
「無色の世界」…
光が透過し、無地色の世界が広がる…
透明なガラス玉が彼を映す、
透明で無色の世界は、
1枚の白黒の世界へ変わる。
古い写真と無色の世界だ、
北国の古きアイヌ衣装と少し不器用なシワクチャ笑顔の男性と、
着物を着た優しそうな女性、
その2人と茶色の子猫が映っていた。
透明なガラスから白と黒の写真…
無色の世界が、その古さを物語る。
「何色でもない、綺麗な無色のガラス玉はね、
光りに当たると白になって…
影に当たると黒くなるの…
心が透明な人は、簡単に白や黒に染まりやすいの…だから、暖かな優しさで、
皆んなで囲めば…綺麗な桜色さぁ…」
その女性は笑顔で私に会話続ける、
その横には会話に入りたそうにコチラをチラ見し釣りをする男性がいる、
「にゃ〜」と茶色の猫が、あくびをする。
そんな、何でもない…
何色でもない時間が、
その2人にとっては、
綺麗なダイヤモンドの色だった。
・・・ふと、京郭閻通りの川に行けば…
茶色の老猫がポツンと1人で釣りをしている。
「また釣りですか、佐步郎[サブロウ]爺さん」
佐步郎「もう、それ以外やる事ないべ」
男性は猫になった…名前は佐步郎…
釣り人であり。猫である。
戦地ではない綺麗な川は無色の世界…
魚は泳いぎ日は照らす。
そんな平和な世界を、過ごしていた。
(作品 R.s.༗より)
では、明日…
綺麗な無色の世界である様に、
4/18/2023, 11:41:40 AM