物憂げな空と言ったら、何を想像するだろうか。
やはり灰色の曇った、雨がいつ降り出しても分からない空だろう。
でも、実際に雨が降り始めてしまったら、「物憂げ」とはもう言わないだろう。
「いっそ、雨が降ればいいのに」
しかもザアザアと、激しく押し流すように。
----涙を流せなくなった、私の代わりに。
泣いて。
感情の澱が貯まって流せない私の心の代わりに、空が大泣きして、空気を綺麗にしてくれればいいのに。
そして淀んだ澱が沈む胸に、その綺麗な空気をいっぱい吸って、胸を膨らませたいのに。
2/26/2026, 7:05:34 AM