陽がほとんど沈んだ夕方頃。いつもの公園のいつもの場所で名前も知らない貴方を待つ。最近この時間帯に毎日ここを通る人。今日もいつもの場所で来ないかと辺りを見渡していると遠くの方に小さく見えた影。影を見た私はブランコを漕ぎ始める。視界の端に映る貴方を見る。いつか勇気を出して声を掛けてみようか。急に声を掛けて怖がられないだろうか。そんなことを考えまたしばらくブランコを漕ぐ。ーブランコー
2/2/2024, 9:11:42 AM