─── 雨に佇む ───湖に浮かび雨に打たれる君は息を呑むほど美しくとても儚い存在だった君しか眼中にないと気付いた時にはもう手遅れなんだ惑わせ誘い導かれるそれがあの人の目的人ではない者に心奪われ喰われる事が幸せなのだと錯覚させる目線を落とすと水面は胸元まできていた僕は歩く足を止めなかった
8/27/2024, 2:24:54 PM