当たり前が
当たり前では
なくなった時
とても強く想うんだ
どうして
あの時にあんな事を言ったのか
どうして
あの日にだけあんな事をやらかしたのか
どうして
どうして……
君がいなくなった
あの日から
僕はなにも歩き出せていないのではないか
そう思いながら君を想う
あの時もっと
そればかりが
僕をとらえてる
首にゆるりとくくりつけられた、ロープ
思い出す度にみしみしと締め付ける
ふと思う
ロープから解放されたら
僕は君を忘れてしまうのではないか
それもまた────と、想う
(2023.10.06/過ぎた日を想う)
10/6/2023, 11:41:06 AM