ぺんぎん

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君の踝がわずかに震えたこと、唇の端が少し落ちたこと、喉仏がとくっと隆起したこと
その存在を思い返しては、にじった蜘蛛が靴裏に残るような痛みを孕む
指先を白い息をして温める季節になった、君を蹂躙した日を忘れることもできずに

11/9/2022, 12:18:07 PM