あの日、僕はかっこいいスーツを着てた。
隣の君も特別な服。白いドレス。
すごく綺麗。言葉に出来ないほど。
あの日、僕の命が尽きるまで君を守ることを誓った。
死んでも忘れられないあの日。
まさか、こんなことになるなんて。
君が先に死ぬなんて。
目の前の君はあの時よりやつれてる君。
身体にはいくつもの管が繋がれ、
液体が入ったパックは何回交換したかわからない。
命が燃え尽きるまで、命が燃え尽きても守ると誓った。
ずっと隣にいると誓った。叶うと思った。
いや、叶えるんだ。
あの日と同じ、君の隣で
覚めない眠り僕はにつく。
9/14/2022, 1:45:57 PM