梅雨つゆ。梅の雨と書いて、つゆと読む。梅の季節が去るころに桜がさく。桜が散る頃には、また新しい花がさく。花の命はめぐっていくのかもしれない。梅の雨を受けて今度は、紫陽花がさく。梅はなぜ涙をこぼしていると人は思い、その雨に梅雨と名付けたのか。ふと疑問に思った。春の終わりを告げる雨。今日も静かに降っている。
6/1/2023, 10:30:32 AM