何の変哲もない
普通の日だった
空は初夏の陽気に近づき
街が来る夏にそわそわしはじめた
そんな何気ない
穏やかな日だった
君を失うなど
微塵も思わぬ僕は
君に会うために約束の場所へ
疲れも知らず自転車で駆け抜けた
君に別れを告げられるまで。
僕が君にさよならを言うまで
通い続けた公園の大樹の下
木漏れ日がキラキラと輝いていた
『…またいつか逢いましょう』、
その言葉だけを残して
君は僕の世界から消えた
僕は追うことが出来なかった
君の『拒絶』がこわくて
君に『嫌われる』のが恐ろしくて
いつしか時は過ぎ、その日は
僕にとって
君と最後にあった日となった
#君と最後にあった日
by睡魔に襲われ中で詩がイミフに…(汗)五月雨深海魚
眠いので、裏は無しでお願いしたい
6/26/2022, 1:21:44 PM