汚水 藻野

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_きっと。
私があの場所、この時間で終止符を打つまで、この旅は終わらないだろう。_

「あらぁ〜お客さん?観光?」
「ああ、はい。まあ。そうですね。」
「楽しんでってねぇ〜、ここらは森ばっかで、ぜんっぜん人来ぉへんから、ほんま嬉しいわぁ。すぐそこ曲がるとアイス食べれるでね、寄ってみぃねぇ」
「ははは、はは、…」
さすがおばあさん。口を開くと何でも喋る。

島に来た。
私の父方の母、里子さんが生まれた島。

私には関係ないことだと思うが、昔この島で、里子さんが上京することを反対した老人がその孫に海へ投げ飛ばされたらしい。
里子さんはその事件でのせめての償いとして責任を持つと言い、生涯この島を離れなかったという。島を愛するから起こったことだ、と。

島は東京より綺麗だった。ポイ捨てもなく、安全運転、笑顔が溢れた島だった。
「……ここかな?」
私は大きな家を前に足を止めた。

里子さんの住んでいた家。

#2024.5.30.「終わりなき旅」
帰ってきました。おばあさんの口調マジでお喋りなおばあちゃんのそれじゃないですか?

友達から聞いた話。出演:くまさん、友達くん
前略、道を間違えた。
くまさん「俺はどこで道を間違えたんだ…」
友達くん「お前のせいだろ!ww」
くま「そうか俺のせいか。
ハイタッチしよう」
友「へへwいいよ
いぇーい!」
くま「いぇーい」

民宿に5人で泊まったんですが、カーテン閉めたら握り拳一つ分程の大きさの蜘蛛が出てきて、しかも深夜だったんで(5人は起きてた)宿の主を呼ぶか否かで迷い、本当にビビりました。

5/30/2024, 12:10:16 PM