「形の無いもの」
人事異動や担当替えに伴う引き継ぎを成功させるためには、如何に業務を可視化できるかにかかっている。
特に既存のマニュアルが無い、もしくは不完全な場合には、形の無いものを言語化する必要があるため、骨が折れる。
引き継ぎ後、自分が同じ部署に残れるとは限らないため、口頭での説明が無くても理解出るよう引継書を作成しなくてはならない。
また、後任者の職務経験や能力が必ずしも高いとは限らないので、誰にでも理解できるよう工夫が求められる。
自分の考えを文字として表現し、言葉の削除、並び替え、言い換えをしながら最適な文章を作り上げる。
なかなか上手くいかないことも多いが、「これだ」と思う文章が完成したときは、パスルのピースがはまった時のような感動がある。
上達する方法は、日頃からの言語化トレーニングしかない。
他人の文章を読んで勉強するのもよいが、自分で文章を書くという訓練を毎日継続していくことが一番の近道だ。
9/24/2023, 7:30:39 PM