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私は「スリル」という言葉から2つの出来事を連想する。
1つ目は、映像作品を鑑賞する場面だ。これは、私がアクションやSF、ホラー映画好きということに起因する。身近なものであるからこそ、直ぐに発想できたのだ。あるいは、そこで受けた衝撃が大きかったのかと考える。私は映画を鑑賞し、例えば主人公が窮地に陥った時、「スリル」を味わったりする。そこには、無意識の感情移入があるわけだ。私はこの瞬間がどうしようもなく好きだ。自分が集中できている。主人公との一体感を味わえている。と感じることが楽しいのだ。
2つ目は、大きな挑戦をする場面だ。ここには私が、ほぼギャンブルと言ってもいい、そんな大場面に踏み込んだ際に、非常に大きな「スリル」を感じたことにある。また、1つ目での「スリル」は楽しい、わくわくする、といったプラスの意味をもつ内容としたが、2つ目で取り上げる「スリル」とは、絶望や諦めといったマイナスの意味で捉えていく。この大きな挑戦とは受験方法である日大総合型選抜にあたるのだが、私には1週間しか時間が残されていなかった。しかし、逃げることも許されない状況なのだ。すると、どうしようもない絶望感や軽い気持ちで受験を決めた過去の自分に、怒りが湧いてきたのだ。だが私は諦めず、最後までやりきった。その結果、二次試験では不合格になってしまったが、一次試験は合格するといった成功を掴めた。
これらの連想、体験から私は、「スリル」とは人を楽しませたり自己成長に繋がる1面もあれば、その裏で人を追い込む力を持つ面もあるという言葉である。と結論付ける。いち高校生の小論文対策の作文であり、見苦しい文章であるが、この取り組みが自らの成長を促すと信じている。

11/12/2024, 12:40:19 PM