【ハスとの時間】
私は一ノ瀬ねどこ。21歳。ごく普通の社会人だ。
独身で1人暮しをしている。
「今日も疲れた」ため息をつきながら帰宅をした。
テレビを見てると\ピンポーン/とインターホンが鳴らされた。
「宅配なんて頼んだっけ。」
玄関のドアを開けるとそこにはハスキー犬を連れて立っていた。
姉は2一ノ瀬志乃。23歳。余り関わっていない。
私は「どうした?」と質問すると
迷わず「あのさ、出張が決まってさ1週間だけハスを預かって欲しいの」と志乃は言った。
私は「犬なんて飼った事ないよ。」と言った。犬を飼った事ない私が世話なんて出来るのか。心配だった。
しかし志乃は「お願い!1週間だけでいいの。」
そう言われると断るにも断れず「いいよ。」と言ってしまった。そうすると志乃は嬉しそうに「基本的な事は教えるから!」と言って教えてもらった。そして教え終わると「教えた事をやってくれれば大丈夫だけら!」と言って帰って行った。
一日目
朝起きると布団に重みを感じ、見るとハスが丸まって寝ていた。「えっ。」まぁいいや。私は起こさないように降りたが、気づかれ起きてしまった。
何故かハスは「ワンっ!」と吠えてきた。志乃に教わった事を振り返って見た。ちゃんと朝餌を上げること!と言われてたな。「餌か。」容器に餌を入れると凄い吠えてきた。床に置くと一瞬で食べ始めた。
その間に着替えをした。あいにく今日は休みだから
家に居れる。洋服が何故か濡れていた。
11/5/2022, 1:58:53 AM