Nero

Open App

君の背中が、前から降り注ぐ眩しい光から陰をつくってくれていたの。
だから僕は、安心してついて行けた。

眩しい世界から、君が守ってくれていたんだ。

追って、追いかけて、そのうち追いつけなくなった。

そして気づいたんだ。
君の歩む道が光っていたんだって。

僕だけの道は、ずっと暗かった。
照らしてくれていたのも、君だった。
あぁあ、これからどうしようかな。

君は、もういない。


#君の背中を追って

追記:ハートが300になりました。つけてくださった方、ありがとうございます…!

6/22/2025, 3:44:56 AM