心の中の風景はずっと崖っぷち。足元はどのみち崩れ落ちる。このままここにいるのが一番まずい。「あーうん。事情が変わってね。」カチャリと銃口が頭蓋骨を向く。それでもまだ、逃げる気力も反抗する勇気もない。声にならない声をかき消すように、パンと銃声が響く。もう何も思えなくなってしまった。どうしようにもここを動けない。
8/29/2025, 3:08:33 PM