旅路の果て。そう考えて到着した先は始まりの地だった。てっきり知り合いのいない辺鄙な場所をなんとなく想像していた。いや、期待していた。憧れていた。だからこそ自分への失望感があった。こんな場所ではないはずだ。果てというからのは。行かなければ。私は再び果てを目指すのだ。
1/31/2024, 5:32:23 PM