柳絮

Open App

1年前


柱の前に立つ。下敷きを頭に乗せ、固定してその下から抜ける。油性マジックで下敷きの下に線を引く。
新しく書いた線は、その下の線と指2本分離れていた。
目線よりも少し下にも線がある。こちらは赤いマジックで刻まれている。そのうち追いつくんだから混ざってもわかるように、と言っていた。
「あーお兄ちゃん1人でやってる!」
「げ」
「どうせ背伸びてなかったら恥ずかしいからでしょ」
「ちげーし伸びたし」
「私もやって!」

6/17/2023, 10:49:32 AM