嗚呼
「嗚呼、疲れたな」いつも明るくて誰にでも優しくて弱音を吐かない君が珍しくそういうことを言うから僕は驚いて『どうした?なにかあったの?』そう聞くと君は「ちょっと、いろいろあって、笑」『いろいろって?』「失恋しちゃってさ、辛いなって、、笑」『そっ、か、
』君の頬に伝う涙が光る。君が失恋したのは僕にとってはラッキーだ。いつも君が僕に恋愛相談をしてくるたびに僕の胸は苦しくなってたからそれから開放されると思うと嬉しいし、僕は君のことが好きだから。でも、僕は君と付き合うことはできない。なぜなら僕は君の隣に立てるほど良い奴じゃないし、君に告白する勇気がないからだ。
3/9/2025, 10:23:49 AM