萌々

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頭が痛い。一体どのくらい眠らされたのだろう。
身体が動かない。縄で浮輪に自分が縛られている。
目の前には、何メートルぐらいあるのかすら
分からない程に下に長く続く滝が断末魔のように
大きい音を鳴らしていた。
あと数分で自分はその長く続く滝の下に行くのだろう。
自然と死ぬのが怖くなかった。

私は虐められていた。
死んだら楽になる。あっちも「私が死んだら清々する」
ぐらいに思っているのだろう。なんなら私を
ここまで連れて来たのもアイツらなのかもしれない。
望んでいるんだ。私が死ぬのを。
死んだらもう、あの地獄のような毎日を
送らなくてもいい。学校に行くだけで死ねって
言われて、お弁当の中に虫や埃を入れられ、便器の中に
顔を突っ込まれて、香水を頭からかけられて、
死んだらもう、あんな事をあんな気持ちに
ならなくていい。なんて楽なんだ。嬉しい。
楽しみなぐらいだ。でも、手が震えてる。
血の気が引いて、手が冷たい。涙が出る。本当は怖い。
でも、死にたいのは本心だ。私にも仲がいい人が1人いた
その人と最後に喋りたかったかな...会いたかったな...。

12/9/2025, 12:19:19 PM