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光と闇の狭間で私は生きている。
今は光を過ごすことが出来ていても、明日、いや5分後には闇を生きているかもしれない。

光と闇の定義は人それぞれだが、私が14年という短い年を生きてきて体験した闇はちょうど1年ほど前。
学校に行くのも難しくなり、毎日死を考えながら生きる生活。毎日死にたいと思うのが当たり前で全てに絶望していたあの日。
明日こそ頑張ろう、と思い続けその想いが叶わず
また絶望や不安に包まれて眠る午後1時。
この地獄が、闇が明けて光が差し込む日が来るのだろうか。そんなことを考えて目を腫らす日々。
こんな人生、生きる意味はあるのか。
私は当たり前ができないいらない子なのだろうか。

長い長い闇をすごし諦めかけて始業式と共に死のうと考えた新たな春の前日。
一通のメッセージが届かなければ私は今ここに存在しないかもしれない。
「明日一緒行ける?」
学校に行けていた頃に毎日一緒に登校していた友達。
軽いようで重たい言葉。
考えてないようですごく考えてくれた言葉。
私はこの言葉が目に入った瞬間、視界がぼやけた。
ああ、私、学校に行っていいんだ。

始業式行こうと思った瞬間心臓がバクバクし、寝ることはできず無眠で友達と会った。
「久しぶり!なんかちょっと可愛くなった?笑」
うまく返事が出来ないし言葉を発することが怖かった私に、その友達は
「大丈夫?」ではなく
「緊張するね、同じクラスがいいね!」
と私の不安に触れずに優しくスルーをしてくれた。

2023年4月。私の闇に光が差し込んだ。
最初は闇と光を行き来していた。

2023年11月。私は光を生きれていた。
体育大会では応援団。好きな人だってできた。

2023年12月2日 21:38
光っていた私の人生の前にこのアプリが現れた。
お題は「光と闇の狭間」
私にぴったりな話題だなあ笑

光と闇の狭間。人生誰にだって辛いことはある。
そんなことは分かってる。
綺麗事は言いたくない。ただ私は
闇を生きた人間は絶対強くなる。
逃げたっていい。逃げるのもひとつの選択で乗り越えるのと同じだと私は思う。

常に光と闇の狭間を生きる社会
光を生きても闇を生きても自分は自分だ。

12/2/2023, 12:43:49 PM