どんより
曇った
心の日は
あなたの
歌声が
いつもより
沁みる
あなたの
歌声に
あなたの
声に
何度
助けられた
ことでしょう
あなたの
声が
耳に
届いた瞬間
なんて
表現したら
いいのだろう
薄曇りの
大きな空から
何本もの
光の階段が
地上に届き
そこから
聞こえてくるような
安心も
うっとりも
ワクワクも
ざわざわも
とろけるも
泣けるも
全部の感情で
私を包み込む
あなたの歌声
どんより
雲った
心の日は
一段と
沁みる
「雲り」
3/24/2025, 9:17:40 AM