君と橙色に染まった空の下で遠くの空まで飛んでいくくらい漕いだブランコ二人で風を感じながら会話をした「目瞑りながら漕ぐと空飛んでるみたいだよ!」と言っていた君真似して僕もやる君と空を飛んでいた鳥の鳴き声がしたり君の笑い声が聞こえたりまだ帰りたくなかったずっとこのまま一緒がよかったでももう門限が近くなっている手を繋いで帰った帰りたくないと泣いた僕その時君は「また明日ね、大好きだよ」そう静かに笑って消えた〈ブランコ〉
2/1/2024, 10:08:30 AM